ポールの持ち方で投げやすさが変わる
ボールの持ち方はどのようにしていますか?
実はソフトボールのピッチャーは、ボールの持ち方の少しの違いで、投げやすさが随分と変わってくるんですね。
そして、良く見られるのが、クラヴの中で投げる方の手のひらを上に向けていることです。
このようにすると手首が曲がって力が入ってしまい、窮屈そうな構え方になってしまいやすいのです。
手首に力が入った状態だと、その上の肘や肩周辺の筋肉も緊張してくるので、投げる時の腕の振りにも力が入ってしまい、小さな振りになりやすいのです。
これは特に女子に多いボールの持ち方です。
その為、リラックスしたポジションにするのが大切になるので、グラブの中で手首を折り曲げずに、手のひらをお腹側に向けて、おへその上に置くようにすることがお勧めです。
もしくは、手首を立てるようにして手のひらを横にむけて、へそ上の横側に置いて構えるのも良いですね。
このようにすれば、手首、肘、肩などの緊張がとれ、よりリラックスさせることが出来るので、腕の振りがしやすくなるのです。
いずれにしても、肩から手首の力を抜いて構えるのがポイントです。
このオリンピックメダリスト増淵まり子監修のソフトボール ピッチングメソッド 完全制覇セットでは、ポールの持ち方から投げ終えるまでの動きを細かく解説してあるので、選手はもちろん、指導者の方にも教える上での良いお手本になるでしょう。
1年でインターハイ優勝できたピッチング理論
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