ボールの握り方
ピッチャーにとって、ボールを自在に操る為にもボールの握り方はとても大切ですね。
そして、ソフトボールの握り方には大きく分けてフォーシームとツーシームの2種類があります。
フォーシームは球が1回転する間に横方向の縫い目(シーム)が4回現れる回転になり、縫い目で4つの面が均等に使うことから、ボールに伸びが出やすくなります。
一方のツーシームは、球が1回転する間に横方向の縫い目(シーム)が2回現れる回転になり、縫い目で分けられた大小の2つの面を不規則に使うようになるので、どちらかというとボールが沈みやすい軌道になります。
フォーシームは、これからピッチングを始めるという方にも基本的なボールの握り方になるので、これから投げてみると良いでしょう。
握り方は、まず、ボールを持って指の腹を縫い目にしっかりかけます。通常は手が大きい人は人差し指、中指、親指で握ります。
手が小さい人なら、薬指を加えて握るのが一般的で、縫い目がアルファベットの「C」見える向きで握るか、その逆でも構いません。
また、手の大小の他にも、握力も関係してくるので、迷ったら両方のボールの握り方で投げてみて、自分がしっくりする方で投げるようにしましょう。
いずれにしても小学校、中学校、高校、大学と成長すれば、手や指の大きさも変わってくるので、その都度変えてみて下さい。
注意点としては、手のひらをべたっとつけてわしづかみにしたり、強く握りすぎてしまうと上手く投げられなくなるので、ボールガ落ちない程度に軽く握りましょう。
そして、フォーシームでしっかり投げられるようになったら、ツーシームにも挑戦してみると良いです。
握り方を変えるだけでも、同じストレートでも軌道が変わってくるので、両方のボールの握り方を覚えれば、球種が2種類になります。
初心者の方なら、ボールに慣れる意味でも、ボールを握ってスナップを利かせてグラブに入れる練習を、少しの空き時間でもでやってみましょう。
自在に操ることができるボールの握り方をお教えします!
文章では伝わりにくいことも、お手本となる映像を見て基本をしっかり学べます。
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